5月16日「生徒総会」~活発な生徒自身の話合い活動により自治活動の意思決定
5月16日「生徒総会」~活発な生徒自身の話合い活動により自治活動の意思決定
~生徒総会で「生徒会規約」「選挙規定」改正議論実施
「生徒自治」による話合い=論議による「生徒自治」の花開く会に
全校生徒参加のもと、1年間の生徒会活動の方向性を決める「生徒総会」を実施しました。各委員会の年間目標や、生徒会会計の決算予算を審議。今回は、事前に各HRで「議案書討議」を行い、そこで出た質問・意見を本部役員が集約し仕分けして、総会の質疑や意見交流などの討議を活発に行いました。
後半では、冬休みから本部役員会などで議論を重ねてきた「規約改正」「選挙規定改正」を本部・選管が提案。委員長の公選制や補欠選挙など、より多くの生徒のリーダーシップが見込まれる改正案を提案・審議を行いました。
これも事前のHRで話合い活動を実施、小グループで議論をした上で、総会の場でグループ討議・全体討議を実施。総務委員がとりまとめて多くの質問や意見を出し、また、生徒席から挙手もあり、全校生徒を巻き込んだ大変活発な討議が行われました。「委員をやったことがない人が委員長に立候補しても良いのか?」「公選制だとそこまでして立候補したくないという人もいるのでは?」「投票になると人気投票になるのではないか?」などの質問や意見が出され、提案側の本部・選管が返答や意見表明を行いました。
議論がどんどん盛り上がる中、採決に移りました。採決の結果は、出席総数282名、反対80名、保留10名、賛成177名となり、規約・規定改正案の可決に必要な2/3である188名を超えず、「否決」となりました。
反対の理由として、疑問や問題点などが払拭されていなかったことがあったかもしれませんが、ここまでの議論を全校生徒の総会で行えたことは、今後の生徒会活動にとってとても大きな成果だったと考えられます。
本部役員会は、この結果を踏まえて、早速5/19(月)・20(火)に本部役員会を開き、この結果に対する本部見解や今後の対応を検討、全校生徒の皆さんに「次の段階」の「よりよい学校づくり」の活動を提示していく準備を始めています。