カナダ13日目
(担当教員より)
本日のカナダ研修ブログは、生徒の要望により担当教員が書くことになりました。高校生とはまた違った視点も楽しんでいただければ幸いです。
(担当教員より)
今日は昨日の晴天から一転し、とても荒れた天気となりました。バンクーバーでは、今週から天候が荒れ模様で中には被害が出ているところもあるようです。
さて、本日のアクティビティではThe University of British Columbia(通称UBC)のキャンパスツアーをしました。UBCは、教育や地理、言語学、心理学など日本でも馴染みのある学科から企業とイノベーションや運動学、アジア研究などUBCならではの特色ある学科もあるそうです。また、カナダの中でも屈指の名門大学で日本でいう京都大学レベルの大学です。そんなUBCに行きましたが、まず驚いたのはその敷地の広さです。キャンパス移動するだけでも迷子になったり疲れたりしそうなぐらい広大でした。また、施設もとてもきれいでした。日本の大学にはあまり見ないようなアートのような内装で、視覚的にも楽しめる一方で採光もしっかりできているような理にかなった設備設計だと感じました。他にも、図書館の自習コーナーの一角に一台のランニングマシンが設置してあり、そこで歩きながらパソコンに向き合っていた学生さんもおられ生徒も私も驚きました。運動をすることで血流の関係によって集中力や思考力が上がるといったことも調べると出てきたので、私のクラスの教室に何かしらの運動器具を設置する日がいつか訪れるかもしれないですね。ちなみに、私自身もつい最近までは大学生でしたので、キャンパスを巡っている内に大学でひたすら中国史と漢文に向き合っていた頃を思い出しました。こうして、日本の大学だけでなく海外の大学も見ることができる経験はなかなか無いと思うので、生徒たちにとってもよい時間になったのでは無いかと思います。
そして、ついに始まったカナダ語学研修も残すところあと2日となりました。2週間があっという間に過ぎていったと感じる生徒が多く、それだけ充実した時間を過ごすことができている証拠だと思います。語学力はもちろんですが、特に自分から行動する力や問題があってもどうにかして自力で突破する力など生きる力がとても成長したと私はとても感じています。また、この語学研修を通して視野が広がりそれが今後の進路などにも活きてくればとても良いなと思います。あと僅かとなった研修ですが、最後までやり切り、そして研修の成果を学校やご家庭でも発揮してこのカナダでの経験が今後にもつながっていけば幸いです。
