「みことばの祭儀」

5月2日、西舞鶴教会の頭島光神父様の司式により、創立記念および復活祭の「みことばの祭儀」が行われました。

「みことばの祭儀」は、カトリックのミサ（感謝の祭儀）の前半にあたる、大切な祈りの時間です。この時間には、聖書の朗読を通して神さまのことばに耳を傾けます。まず聖書朗読があり、その後、イエス・キリストの生涯や教えが記された「福音書」が読まれます。朗読の後には神父様による説教があり、聖書のことばが、現代を生きる私たちにどのように関係しているのかを、わかりやすく伝えてくださいます。

「みことばの祭儀」は、ただ「聞く」だけでなく、心を開いて神さまのメッセージを「受けとる」時間でもあります。本校ではこの日までに、全校生徒が「善い行い」に取り組むという事前準備を行ってきました。そうした積み重ねがこの日の祭儀へとつながり、生徒たちはこの時間を通して、自分自身の生き方や人との関わりについて静かに考える貴重な機会を得ています。