第2回輪島現地ボランティアから1ヶ月
日星高校生徒会の「日星NOTOボランティアプロジェクト」では、去る3月22日~23日に第2回輪島現地ボランティアを実施しました。8名の生徒2名の小学生、そして4名の教員で、有名な「棚田」の近くにある輪島市南志見地区で、裏山が崩れたお家の土砂の撤去作業を行いました。今回も輪島災害VCの荒木さんに事前のZoom説明や当日のお世話をいただきました。
7月の第1回の時に「もっと十分な活動時間が欲しい」という要望が強く、今回は前日夜から夜行のバス移動で輪島に向かい、朝から作業を行いました。
南志見地区は、昨年1月の地震で孤立し「全村避難」となった地域で、9月の豪雨でもさらに大きな被害を受け、復旧の支援が入りにくかった地域でした。隆起した海岸や倒壊したままの家屋、傾いた電柱や至る所に設置されている地滑り計測器など、「被災地の厳しい現状」を目の当たりにしました。
参加者は、全身泥だらけになりながら土砂を掻き出し、土嚢に詰めて軽トラックに積み込む作業を1日行いました。水を多く含んだ土砂は重く、作業は想像以上に厳しいものでしたが、全力で泥の中に入りながら作業に取り組みました。
11月に日星高校でメッセージを描いた土嚢づくりのバケツと「再会」し、それを使って作業を進めました。
最後に、このお家の方に感謝の言葉をいただき、「本当に役にたってよかった」という思いを感じながら帰路につき、後日、振り返りの文章をまとめたり、「新入生生徒会オリエンテーション」で活動報告を行いました。今後も支援活動を継続していきます。