生徒会
Student Council
日星高校は、生徒自身の「自治活動」を大事にする学校です。一人ひとりの自分らしさを十分に引き出しながら、今までになかった「成長」つかみ取ることのできる活動がいっぱいです。生徒会活動も活発で、学校での生活改善やルールメイキング、また地域活動や「日星NOTOボランティアプロジェクト」として被災地支援や現地ボランティアも活発に行っています。
生徒による、
生徒のための未来をつくる
生徒会
日星高校生徒会は、本部役員活動を軸に、ルールメイキングや生活改善の取組を実施、生徒自身のアンケートや話合い活動で、全校生徒の考えを出し合い、自分たちの力で活動を進めていきます。またLGBTQや被災地支援など多様な課題を学び・考え、そして実践している全国でもユニークな生徒会活動を積み重ねています。
活動の一例

生徒の声から生まれた
ジェンダーフリーの制服
日星高校では、ジェンダーフリーの理念を実現する一環として、男女同型のパーカーを新たな制服として導入しました。これは、市長との対話集会で性の多様性を学んだ生徒たちの提案から始まり、学校内で多くの議論を経て実現したものです。全ての生徒が自分らしく、快適に過ごせるよう工夫されたデザインで、新しい日星高校の象徴となることでしょう。この取り組みは、生徒の声が形となった誇らしい一歩です。

第2回全校「クラス話合い活動」実施
「クラス話合い活動」が「学校での携帯電話使用について」をテーマに行われました。生徒会本部は昨年度からこの課題に取り組み、全校アンケートも2回実施。今年度は意見をさらに深めるため、「クラス話合い活動」を実施しました。あるクラスでは「そもそもなぜ学校で携帯電話を使ってはならないのか?」や、「先生方ももう少し私たちを信頼してほしい」などの意見が出され、「信頼」というキーワードが浮上し、「先生方に信頼されるためには、生徒としてはどうしたらいいか」という議論が始まりました。今後も、より良い学校生活を自分たちで築くための取り組みを続けていきます。

災害ボランティア・募金活動について
日星高校生徒会は、東日本大震災の時から「被災地支援」に積極的に取り組んできました。能登半島地震・豪雨災害でも、すぐに街頭募金を実施、現地輪島でのボランティアも2度にわたって実施し、現在も継続的に支援を行っています。「人のために役に立つ」が目標の学校でもあり、その実践活動として多くの生徒が現地や学校でのボランティア活動で活躍しています。伝統的にはクリスマス活動の「ウォーカソン」で、舞鶴地域に出向き、地域募金活動を行い、地域の方々から毎年温かいご協力をいただいています。
より

生徒会活動で得た大切な学び
生徒会長の櫻井雄一朗です。私は生徒会活動を通して一生大切にしていきたい学びをしました。それは「相手の立場に立って考える事」です。誰もが聞いた事のある言葉だと思いますが、実はとても難しく、一番大切な事だと感じています。私は活動の一環でLGBTQ会議や能登ボランティア等に参加しました。地球的、社会的課題解決に向かおうとする際その気持ちを持つのは素晴らしい事だと思います。しかし私たちが「こうしたら解決するだろう」と自分の価値観で推し量る事は解決に向かわない場合があると思いました。実際に現場に行き、当事者の方と触れ合うことで初めて相手の気持ちを理解でき、同じ価値観で物事を進められるようになると思います。そしてその経験は自身を成長させる糧になると思います。生徒会活動のおかげでひと回り大きくなれたと思っています。ここでの学びを存分に活かして立派な社会人になりたいです。
生徒会の取り組み
このように、自分を大事に、仲間を大事に、そして、周りの人々を大事にする生徒会活動を行っています。これまであまり役員活動を行ったことのない人も、積極的に立候補するなど、生徒自身が自分たちの生徒活動に期待と夢を持っているのが、日星高校生徒会の特長です。そして、一つ一つの活動でぐんぐん成長し、自分の力でどんな場面でも活動できるようになっています。生徒総会でも全校生徒が賛成・反対など活発に議論することができ、自分たちで考えて決めていける自治活動を実践しています。
